yiyin31405222’s diary

二万年後の銀河を考える。

スペクトラムな水晶体

梅雨明けを仄めかすような
黄色い花の一粒の滴り
朝のはじまりに弾ける
スペクトラムのヒカリたち

ケン・ウィルバーさんも瞑目して
天地の融合を知らせる

人の意識は時代を超えて波飛沫(しぶき)を増幅させ
もうすぐ
きらびやかな宝石たちの夢の調べを奏ではじめるだろう
でも地上はまだまだカオスで充ちている
依然として痛みや綻びが方々で見うけられる

僕も明日の数学の積分の試験を気にせず
躊躇う気持ちの湿気を拭い去り
エスと共に一匹の羊を担う
透明な水晶体でありたい

試験準備も手につかず
もう気分ははすでに海浜公園の下の
砂地に立って
彼方を目指して風を送っている僕を描く
躊躇う気持ちは微塵もないほど

https://youtu.be/htzN-yq2arA

yactha john s. 「 スペクトラムな水晶体 」
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