ファウンデーションの夢　ネタバラシ

　僕が先日書いた『Wispers and Promises』という詩は僕のシリーズの『ファウンデーションの夢』の極めて短い、粗筋であって、ねたばらしなのです。
Wanda は、地球探索でDaneel Olivaw が発見した地中から放射する紫色のbeamの地域だったところが地中から水が涌き出て、島を造り、その島全体にcloversが密生していることを再発見するのです。それは、Daneel Olivaw の地球再発見の翌年です。
　Daneel Olivaw としては、ロボットではなく、ロボット第零の法則にしたがって、人間が確認することが大事であるとの適切な判断からでした。
　彼女に同行した、Gaal Dornickは、Hari Seldonの「心理歴史学」を修正し、Seldon は彼の死の間際、これを了承します。
　銀河復興の鍵は、放射能に汚染された地球の復興であって、Hari の理論、「心理歴史学」によれば、第一ファウンデーションと第二ファウンデーションの努力によって、３万年以上かかるであろう復興期間を1000年に短縮できるというものでした。それをDornick は500年で復興できると提唱したのです。
　その確証の証拠が、地球（Gaia ）の自浄作用であり、第一ファウンデーション、第二ファウンデーション、反ミュールのGaia 人（地球探索期間中にDaneel が画策した新たな銀河人種としてこれからは創造される。Daneel は、Dornick の母星、SynnaxにおいてDornick を見つけて彼の能力が尋常でなく、その原因が、Synnax 人の発祥地が地球のある地域からのものであると見破る）、とGiskard から繋がるロボット第三法則のロボット集団とが協力して地球を再生することによって、銀河も復興すると信じ、互いにいがみ合うのでなく、それらの連帯を約束しあって、その実現に向かって行きます。
　ついに不死の従僕と言われたDaneel Olivaw は月でその機能を停止するのですが、
それを見届けるのは、第一ファウンデーション人のGolan Trevize 、Janov Pelorat 、Gaia 人のBlissでしたが、それに先立ってミーターとイルミナが地球に到着して、放射能汚染駆除の大掛かりな装置を作動させるのです。
　敬愛すべきIsaac Asimov へのオマージュとして僕の夢想の最後は、あっと驚く結末を用意してありますので、これからの「ミーターの大冒険」を引き続きご応援して下れば光栄です。