yiyin31405222’s diary

二万年後の銀河を考える。

夢色

夢色

今 
世界の current は混沌
ある人が呟いた
「人々は自分の行き先を見失いつつある」
時代が容赦なく人の情けとささやかな希望を打ち砕きはじめた

でも僕がこの世に生をうけ
数限りない教えの中から一つだけ
拾い上げたもの

情け容赦がないように見える
押し寄せる波
波しぶきのしょっぱさを味わいながらも

そのトレンドに身をまかせ
じっと耐えていれば
いつかきっと変わりはじめるさ

夢をみられる季節もまた訪れるでしょう

波が優しく囁き
黄昏かけてきた
自分のよわさがいとおしい

https://youtu.be/NpuC8d_9X0Y

yatcha john s.「 twilight 」
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きのう見た夢

つらいことだって光が差すってことが

口唇を噛みしめるときだって
二つの指でハートマークをつくるんだ

跳ねた泥だって考えようによっては虹もつくれる

何十年経っても
二人の瞳が新しい景色に一緒に驚き悲鳴をあげれば
みなぎり充ちる命が迸(ほとばし)る

笑みが零(こぼ)れ
その姿に涙ぐんで受けとめれば

それで二人生まれてきたわけに
深い心から新しい歌が生まれ出て花園をつくるように

涙は虹がくれた名残の溢れるばかりの満面の笑顔

https://youtu.be/FARxrW_mzkM

yatcha john s . 「きのう見た夢」

油絵 小空
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潜在意識の光

しずかな朝だ
まだ寝ていようかな

もう一度同じ夢を見ようかな

ルピナスの丘に日がのぼる

しずかに朝の空気を呼吸する
色は紫から赤へ
赤からピンクへ

あせらず
ユックリと
太陽光線を吸い込む

じょじょに気持ちが沸き上がる
潜在意識に眠っていたものが起き上がる

想像力が掻き立てられる

主の祈りを唱える
「・・・今日も
日用の糧を与えてたまえ
・・・」

どこからか声が聴こえるよう

「今日も
幸せ
やすらぎ
を噛みしめよ」

https://youtu.be/I5VlsnaiM58

yatcha john s. 「Take off 」
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I believe, free as the wind

幼き日 いつもむずかしい顔の父がその日だけは笑顔で包みを手渡した
小さな小さな鯉のぼり

自分で川を遡(さかのぼ)れ
滝を昇れば大きくなる
滝を昇ったら飛んでいけ
風になって大空を駆けろ

自分は戦争でからだがきかない
代わりにおまえの走る姿が見たい

おまえの好きな甘い世界
好きなだけ羽ばたけ
世界に出ていけ
俺より先の もっと遠くまで

そして今 父の命を遥かに越えて
こんな時代の五月に思う
Free as the wind
I believe it

yatcha john s. 「 I believe, free as the wind 」
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ミーターの大冒険 エピローグ 第10話 「陽電子から第零の法則」

ミーターの大冒険 エピローグ 第10話 「陽電子から第零の法則」

あらすじ

 アルカディアが81歳で亡くなった。彼女の知人のジスカルド・ハニスはアルカディアに感銘を受けていた。そこでミーターとオリンサスとの面倒をみると同時に、ミーターから彼女の遺言の全てを聞く。ハニスは、ミーターとともに彼女の遺志を継ぐことを決意する。それは銀河復興を成し遂げることであり、危険で無謀にみえる挑戦でもあるのだが。
 
 ハニスの直感とミーターの柔軟性のある論理思考が冴え渡る。「心理歴史学」の権威のハリ・セルダンを唸らせた、地球探査の報告書を携え戻ったガールの真実発見とはなんだったのか?「微細心理歴史学」という真理なのか?ベイタ・ダレルが、ガールの見解を正確に踏襲していた、ということなのか?ミュールの必然性とは?ますます展開が際立って来たようだ。
 そしてその究極的謎の究明には、「極素輻射体」の理解が必須となる。
 ミーターは何度も繰り返されて理解したアルカディアの理論をジスカルド・ハニスに語っていく。セルダン理論は、ハリ・セルダンが見破ったワイ市での出来事から、「ロボット第零の法則」、そしてその法則は「陽電子頭脳」の完全機能の結晶から導き出されたというのだ。それは実に生命と宇宙の根源にまで遡れるという。

81
ハニス ハリの「心理歴史学」は、「第零の法則」から自然に導かれる理論というのだな、そして「陽電子頭脳」から自然に「第零の法則」が生み出された、というのだな?ミーター君。

ミーター そうです、ハ二スさん。どんな素粒子にも、反物質は存在します。陽電子とは、電子の『反物質』です。反物質とは、既存の粒子とはほとんど同じ性質を持っているにも関わらず、電気的な性質が逆になっている粒子です。
 そして実は、こういった反物質は、通常の物質の時間逆行粒子だと考えられています。つまり、「陽電子は、時間をさかのぼっている『電子』なのです。
 エントロピーを増大させることが退廃であり、時間順行だとすれば、反粒子陽電子によっては時間逆行つまりエントロピーの減少作用を惹き起せます。
 つまり陽電子頭脳から過去追慕のメカニズムが働くと思って間違いはないのです。

ハニス では何処まで遡ると言うんだい、ミーター君。

ミーター 理論的には138億年前。それ以前には時間は存在しませんからね。

ハニス それじゃ、現実、未来を構築する本質的力とは何なのかね?

ミーター そこまでお聞きになるんですか。僕は一介の翻訳ロボットですよ。でも頑張ってお答えしましょう。
 陽電子頭脳の傾向は、過去への執着。それに頼っていては、ちっとも未来など展開しませんよ。
 でも、ハ二スさん。有機的生命体は、基本、精神作用でその中でも、人間だけに固有の「想像・創造作用」はエントロピーを減少させます。
 安定的な漸進的進歩は、人間とロボットとの共同によって営まれる、というのがアルカディアの意見なのです。言うなれば、孤立人から全人(他の無機、有機、社会、宇宙との感応状態)への移行が今、策(もと)められている、ということですね。ちょっとくどくて、僕の説明では理解が困難でしょうけど。おわかりになられたら、嬉しいですよ、ハ二スさん。

ハニス それでは正物質と反物質とが衝突して、「対消滅」が起こってしまうのでは?

 さあ、どうなんでしょう!それ以上は、僕にはなんとも、わかりません。これ以上の謎解きは、ハ二スさんのお役目ではないでしょうか?
 なぜなら、陽電子から必然的に無機と人間との同調・感応をはじめて見いだしたのは、「ジスカルド・レヴェントロフ」。あの不死の従僕にその全権を委ねた、貴方の由緒あるお名前の「ジスカルド」ですからね!

yactha john s. 『ミーターの大冒険』エピローグ 10 「 陽電子から第零の法則 」

Photo ∶陽電子を光らせてるジスカルド・レヴェントロフ
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ミーターの大冒険 エピローグ 第9話 「そして 紫の星雲」

ミーターの大冒険 エピローグ 第9話 「そして 紫の星雲」

あらすじ

 アルカディアが81歳で亡くなった。彼女の知人のジスカルド・ハニスはアルカディアに感銘を受けていた。そこでミーターとオリンサスとの面倒をみると同時に、ミーターから彼女の遺言の全てを聞く。ハニスは、ミーターとともに彼女の遺志を継ぐことを決意する。それは銀河復興を成し遂げることであり、危険で無謀にみえる挑戦でもあるのだが。
 
 ハニスの直感とミーターの柔軟性のある論理思考が冴え渡る。「心理歴史学」の権威のハリ・セルダンを唸らせた、地球探査の報告書を携え戻ったガールの真実発見とはなんだったのか?「微細心理歴史学」という真理なのか?ベイタ・ダレルが、ガールの見解を正確に踏襲していた、ということなのか?ミュールの必然性とは、ますます展開が際立って来たようだ。
 そしてその究極的謎の究明には、「極素輻射体」の理解にぶち当たった。

80 ハニスさん、まだ驚くのは早すぎますよ。ある時、アルカディアはそのガール・ドーニックの著書「ハリ・セルダンの生涯」の中になにやら無造作に書かれていた暗号を拾い出して、彼女の持っていた紫色のシリンダーペンダントを重ね合わせた時がありました。
 そしたら、なにやら謎めいた方程式「セクション33A2D17」という文字が浮かび上がって来たのです。アルカディアはそれを「ウォンダ関数」と名付けました。
 アルカディアの顔の前に突然、ホノグラフが現れて、紫の一点が輝き出しました。それから、回りの青い空間が徐々に輝く紫に侵食され、それからその紫の中から、赤い粒々が現れたと思ったら、それらが結び付き、紫の中心部が赤いコブのようになって行ったのです。

 この現象が起きてから、アルカディアは、それがハリやウォンダ、そしてユーゴが大事にしていた「極素輻射体」と同じ原理の動きだと確信していたみたいです。
 後々、僕に何度もこの現象の意味を説明してくれました。
 方程式「セクション33A2D17」はトランターです。その逆関数が「線の端」を意味するターミナス。
 赤い粒々は、第二銀河帝国の誕生。
 そして、ここターミナスから、今度は、大ブラックホールの先のトランターまで一直線を引いて、それをさらに先に伸ばし、銀河の反対側辺りに目当ての故郷の星があるとふんだのです。

 そればかりではありません。
 セルダン理論の根本は「自ら変移する」こと。
 この銀河の端の向こう十九万九千光年先には、紫に輝く小マゼラン星雲があるではありませんか!

 yactha john s. 『ミーターの大冒険』エピローグ 9「 そして 紫の星雲?」
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ミーターの大冒険 エピローグ 第8話 「時期の問題か所在の問題か?」

ミーターの大冒険 エピローグ 第8話 「時期の問題か所在の問題か?」

あらすじ
 アルカディアが81歳で亡くなった。彼女の知人のジスカルド・ハニスはアルカディアに感銘を受けていた。そこでミーターとオリンサスとの面倒をみると同時に、ミーターから彼女の遺言の全てを聞く。ハニスは、ミーターとともに彼女の遺志を継ぐことを決意する。それは銀河復興を成し遂げることであり、危険で無謀にみえる挑戦でもあるのだが。
 
 ハニスの直感とミーターの柔軟性のある論理思考が冴え渡る。「心理歴史学」の権威のハリ・セルダンを唸らせた、地球探査の報告書を携え戻ったガールの真実発見とはなんだったのか?「微細心理歴史学」という真理なのか?ベイタ・ダレルが、ガールの見解を正確に踏襲していた、ということなのか?ミュールの必然性とは、ますます展開が際立って来たようだ。

79
ハニス ミーター君、君がいたトランターでプリーム・パルヴァーの時代がようやく過ぎようとしているみたいだな。アルカディアさんがトランター滞在中何を考え、その頃、アルカディアさんの心に重くのしかかっていたことというのは何だったのだろうか?銀河復興の時期の問題か、故郷の星の所在の問題なのかな?

ミーター ハニスさん。なにを藪から棒に、僕に訊くのですか?そういうことについては、ハニスさんの専売特許ですよ。僕は、ずっとアルカディアと一緒にいた、ということで、彼女の側にいて情報を共有できたというだけですよ。もちろん知っていることはすべてお話しできますけど。

ハニス すまん。近頃の習慣でね。俺は、アルカディアさんのその頃の気持ちがどうであったか、集中して考えるようにしているもんで、君に訊いて、自分の納得を、再確認したかったんだよ。
まず「時期」の問題から、じっくり考えたのだがね。
 ドーニックがハリ・セルダンの「心理歴史学」に微妙な修正を与えて、晩年のハリがそれに狂喜して頷いた、という。その根拠は何だったのだろうか?

ミーター ハニスさん。なんという深い洞察力のあるご質問をされますね!そう、アルカディアもその点について、何度も繰り返し自問していました。
 今、その詳細をお答えします。
 ガール・ドーニックの「人類故郷星調査報告書」が、ボー・アルーリンを通して、ハリが亡くなる数週間前に届けられたということです。
そして、それを読んだハリは、深く納得して、後事を二つのファウンデーションに託せたのです。その故郷星の名前は「ガイア」あるいは、別の資料では、「アタカナ」。
 その報告書の中で、特に注目すべき点は、「人類歴史一般仮説」という時間カオス、ガール流に言えば「証古学」の法則、つまり人類は500年をもって固定された文明は交替するというのです。
 そしてその「所在」については、アルカディアは、言い伝えられた銀河の中心、トランターから、「極素輻射体」と同じ原理を使って、銀河中心部の「大ブラックホール」を一直線に飛び越えて、その「極素輻射体」の青色極細照射の直線部分の最終点を、「反対側の端」つまりターミナスと位置付けたのです。
 ここからが、謎解きですよ。ハニスさん。
 もっと正確に言うなら、この煙に巻くような「反対側の端」の意味は、「円には終わりがない」というもう一つの公理からの調整からは逸脱できないのです。
 そう、第二ファウンデーションは、トランターです。
 しかし、ターミナスの偏向によって今や第二ファウンデーションの拠点は破壊されて、別の星に移っているのではないでしょうか?どう思われます、ハニスさん。

 でもね、ここからが本番です。ハニスさん。そして、その逆に、今度はターミナスから始発点にして、その照射をしてみましょう!
 
yactha john s. 『ミーターの大冒険』エピローグ 8「時期の問題か?所在の問題か?」
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