2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧
母親が幼児に安心して与えられるお菓子不二家のミルキーは僕と同じ1951年に誕生したそうして僕はミルキーを舐めながら天の川を見上げて育った クスコ 憧れの帝国インカの都彼らはキープ(*)で語り伝え文明を築いた稔りの季節の到来と宇宙の恵みを希求して…
アイザック・アシモフの世界は驚きにあふれています。その一つは、私たちの人類の生活の中に極・反対概念を見出していることです。 彼はまるで東洋の陰陽理論を彼の小説の中に展開しているではありませんか。 例えば、『裸の太陽』のソラリアとイライジャ・…
天の川銀河脱出速度 今新たに移動の旅が始まろうとしていますユーラシアの端に辿り着いたホモサピエンスの一派のその後の行方とは? 不死の従僕R・ダニール・オリヴォーの二万歳どころではありません人類史は今や新たな段階へと想像を逞しくしなくてはなりま…
少し休もう読みかけばかりの本に窓から忍び込むすずかけの風が微笑む 頭をクールにできるのは謎かけばかりの推理小説だけとは限らないすずかけのカーテンのサラサラ 30分弱のシエスタはストレスフリーのリモートジョッブ以上の効き目淡いキミの姿が見え隠れ…
天体でも「破竹の勢い」の変化が云われてる ネットスラングという表現がある「竹林」のイメージの大きな特徴は「目を見張る成長の早さ」1日にマダケで121センチメートルモウソウで119センチメートル伸びるという 次世代のネットスラングが「竹林」親しみを…
ファウンデーションの夢 前史その5(完結) アシモフは1951年からはじまるファウンデーション三部作の後、40年近く過ぎて、驚くべきことに、『ファウンデーションの序曲(Prelude to Foundation 1988 )』という三部作の前史を書きます。 そしてアシモフ…
数知れない映画の名場面覚えているはずのあのミュージックのさび悲しい思い出 涙が溢れだす キチンとしまわれた心の古いアルバムのなかからの一枚 記憶を呼び覚ますあの旋律 涙でアルバムの一枚が滲んでいくのをそっとそのままにして 古びて行く「時」さんの…
ひとをもっと好きになろう ひとの中にもっと入って行くには無心になって自分の心を空洞にして人の心の息遣いを吸い込むように 作家や小説家には決してなることはないけれどたとえば映画監督は撮影能力が秀でてなくても映画をクリエイトするひとのように人々…
湿気だけを残す今時の通り雨思い出させるのは ひとときの清涼感漆喰の夜空から降り注ぐ淡い雨宇宙の神秘も語り得ぬ夢のよう ただ正しい軌道を通るだけの真理にしてはなぜ人は不思議をもとめ、立ちすくむのか淡い夢、優しい思い出、語り得ぬノスタルジア 宇宙…
1 一瞬、遅かったみたいだな、ミーター!すまん。オリンサスさんの足のせいでな。 ハニスさん!それにオリンサスさんまで! ミーター君、これから一人ボッチで辛いなあ! アルカディアさんは最後に何かいってたかい? ハニスさん。沢山言ってました。オリン…
Moisture covers the earth.Still, the air drifts near the surface of the earthLavender's noble incense brings life to living things. The sun is hiddenIt seems that the decameron-like tourists who have escaped from the corona turmoil are was…
7 ミーター君、「極素輻射体」(Prime Radiant )というのが、今一わからない。君のデータベースから探ってみてくれないか! ハニスさんの研究熱心には舌を巻きます。またここの渚に来ていましたね。どれどれ、端末を見せてください。お役にたてるかどうか怪…
今さらと思うなかれ最後の時までにはと思うことなかれ 何事も気がついた時が最適な時なのです早すぎたのでもなく遅すぎた訳でもありません 心に強く印象付けられた映画がありました余命幾ばくもない3人が残された時間で人生でやりたかったけどやれなかった3…
うねりのある melodyあの坂を登りきって 見上げた空のいろ何もかもが 新しく見えるよ 心に沁みる melody登る坂道の途中の生命のいろ何もかもが 歓びに充ちてるよ 耳に響いてく melody 永遠に繰り返されて 愛を教えているような何もかもが 一緒に口ずさみはじ…
高い空には無数の星が煌めき 人の心も遠く離れていればなおさら恋しくなるそれは君が星々の間でさ迷っているように見えても実際は僕のたましいがさ迷っているんだよ いとしさは昨日の星屑時の狭間の麗しき調べ星の動きにあわせて踊る幻の旋律 今宵の僕の歌だ…
一万キロ以上の旅の末遥か海の彼方からながい年月と荒波を超えて友情と夢をのせて差し出すウオーターブルーの夏からの手紙あなたへのあつい想い 見つけたら さわってごらん拾い上げたら じっとながめてごらん封を開けたら 涙が込み上げてくるのがわかるね そ…
たまには僕だって両親のことは思い出すいろいろなこと 止め処もなくでもそのなかでも彼らの出会いの場所かな僕が生まれ 郷愁に包まれる風の町横須賀 思わず昔 あの咸臨丸が寄港したサンフランシスコの大会堂でちっぽけなスピーチをしたことが蘇ってきた なぜ…
夕方を待ちきれず太陽の恵みを一身に頂こうとする sundrops アメリカの南から遥々遠方まで小振りの黄色は太陽のしずくか涙かそれでも精一杯背伸びして 昼から湯浴みを遊ぶ生娘かまだ若い貴女は移り気で気まぐれそれでいいんだよ 勇敢な獣たちは貴女の匂いに…
いまでもあの夜のままだよさあ外に ちょっと寒いけど 父ちゃんの太平洋航路の旅立の日必ず別れに手を振った母の泪目に浮かぶ 「どこに行ったの?」 帰りにはボストンバッグ買って来るからいつも父の口癖 いまでも変わらぬままさここへおいで見えるよね harbo…
陽射しを避けて 迷い込んだ不思議な世界一呼吸するだけで英気がよみがえるその英気は過去へと誘い、そしてまだ見知らぬ未来を朧気ながらも写し出す 甘い微風に誘(いざなわ)れ 何かが声をかけたのだろうかハロー、と聴こえたようそれとも木の葉が擦れる囁き…
6 ミーター君、大変ご苦労でした。アルカディアさんの悲願の第一段がついに無事に完了した。君の働きぶりは見事だった。『銀河の希望ポエニッツ号』の勇姿が物語ってるじゃないか。 ハニスさんこそ。いろいろ助けて下さって、僕は嬉しかったし、名誉なことだ…
60 ナロビ長老、只今帰りました。 アンソーア君、結果は成功だ。ご苦労であった。これでしばらくはファウンデーションはいい方向に推移する。ベイタが見いだした真のセルダンプランは安泰だ。しばらくは我らを敵視することはあるまい。そしてここが、第二フ…
あさまだきツァラトストラは山上に着いた星天の流れは遥か雲海の向こう側の峰々に槍のように突き刺さってその刺さり口から一條の血の光を滴らせて目の奥に飛び込み彼に痛みを与えた 彼は腹の底から込み上がる感情を言葉に替えて叫んだ 「やはり自分はめげて…
59 アルカディア、お帰り!いや、トランター全権大使、ダレル嬢。お陰で、ファウンデーションの全面勝利だ。ご覧のように、銀河はじまって以来の大パレードだ。何しろ戦勝記念、ファウンデーション創立記念、ドーニック誕生記念、アルカディアの15歳誕生会、…
微かに ブーンブーン 心の扉に ブーンブーン回りを気にしてはいけません 人を愛し過ぎてはいけませんか 聞こえてたではありませんか ほら そのなみだ ほほをつたって わたしの羽に囁くように ブーンブーン きらめき色で ブーンブーン見ましたよ アルバムの幼…