2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧
歌の文句のようには生きていないけど林を通りすぎる風も言っている 私も一人ぼっち少しのあいだでも友だちでいさせてくださいね 木漏れ日のあずまやであなたを見つけました 私も長い間この地上に暮らしています 皆さんが赤く染まったコキアにため息をついて…
「微細心理歴史学」と「証古学」 ② 私の『ファウンデーションの夢』の第7話に、ロボット・ダニール・オリヴォーが惑星シンナックスに、ハリ・セルダンの後継者を探すために、地球探索の旅の途中で立ち寄るエピソードがあります。ダニール・オリヴォーは、ク…
17「この本で私が述べることは真実であることには違わないが、もう一人の友人であるチャッター・ヒューミンそして最愛の私の妻、との関係については知らないことも多いし、述べられないこともあることを、読者には前もってお断りしておかなければならない。…
実はハマナスは太平洋側の南限は茨城県の鹿島です。 ここ海浜公園はその南限よりも北に位置しますが、薔薇の原種とされる8原種のうち3原種が自生しているのです。 以下、ハマナスについての「海浜公園」の看板広告を掲載いたします。 「日本におけるバラの…
単なる秋の夕の渡り廊下 直感とは生命体が本来的に固有にもつ無謬の選択に通じる機能 はたと迷う 右手を行けば瞑想の廻廊永劫回帰へ連れて行き自己を高揚させる 左手は先ほど来た道 こう言ったら三回は少なくとも回わらなくてはならない 選択力の乏しい自分…
大変久しぶりの海浜公園に来ています。おおぜいの来園者には、驚かされました。聞けば、コキアの色つく頃だとか。自分の趣味的に何ヵ国語を聞き分けられるか、という以上に、興味をそそられる声。「見て見て青空が青いよ。海浜公園って海の側なんだ!」苦笑…
秋空は懐かしさの重なりあいRaindrops の涙のあとこころを隅々まで洗い落としすっきり何もなかったように 秋晴れは優しさの重なりあい傷口にそっと包帯の上から口づけしてくれたあの頃のあの子のいとおしさその瞳は永遠の太陽の眼差し いつも学校からの帰り…
「ファウンデーションと帝国」(1952)と「1984年」(1949) ついこのあいだ、fb友のDan BreedenさんからSex Crimeという楽曲を紹介され、ちょっとだけ思い当たるところがありましたので、お伝えします。それは、ただ1984と連呼する衝撃的な歌なのですが。 …
朝焼けは秋の命の一刻天の起床も六時にありそれ聖定にして摂理にしてあれば 我が余命もその順行に従うこれに従がわざらん理由もあるなしか https://youtu.be/TWhbxU0hJYQ yatcha john s. 「 朝焼け」
20 ミーター君、ハニスさんの留守中、ごめん。ぜひ、ラベンダーの館に来たくてね。オリンサスさんのことは残念でした。それから、君をだいぶみくびっていたようで、あやまりたくってね。もう一つ、ターミナスにいる以上、アルカディアの面影に会いたくてね。…
4日5日の「陶酔」 甘く「気高い」記憶は「初恋」たちの秋の七夕 その色の彩は太陽の心 心の奥に潜む疼きを呼び覚ます ミクロの壁を超える相対性理論 360日間は「謙虚」にしっかりと仕舞われていても たとえ引かれても却って視野が広がり 360度見渡す限り そ…
16「敵を包囲したら必ず逃げ道を開いておかねばならない。窮地に追い込んだ敵に攻撃を仕掛けてはならない。」(『孫子』孫武著) 「リンジ・チェン。銀河帝国を支えてきたチェン家の棟梁にして、公安委員長官。チェン家の初代はリンタイ・チェン。彼は人類の共…
「秋にはコスモスがピッタリね」 海浜公園のもなかった昔の風の向こうの面影に見せてあげたい メキシコから翔んできた種は大西洋を越えて そしてスペインから遥かシルクロードの砂漠を旅して 東のはずれに到達しました そこからまた秋の色づくコキアを背景に…
15「もとはといえば熱処理人夫だったユーゴ・アマリル。その彼がハリを助ける心理歴史学の片腕になろうとは誰も予想できなかった。ハリは分身のように彼を溺愛した。ユーゴは55歳だった。その分身が私であった。」(『ハリ・セルダンの生涯』ガール・ドーニッ…
14「超・有機体を選んだ。一つの心と個性を全体が共有する...そしてやがて銀河にひしめくすべてを包含するギャラクシアになるだろう。」 ダニールは一人ごちして、紅皿の面影を夢想しようとしたとき、舷窓の北側からもと大海があったところから、輝く物体…
19 よくぞ来てくれました。かねてより、あなたにお会いしたいと思っていた矢先でした。 あなたや、ミーターというちょっとだけ例のチックタックより生意気な機械にとっても、オリンサスさんのことは、残念でした。 生意気なチックタックねえ!ミーターが聞い…
13「七重八重花は咲けども山吹の実(蓑)の一つだになきぞ悲しき」後捨遺集・中務卿兼明親王 レオナルド、東の一族だけ、「移り住んだ」となっているのが気がかりだ。 西には使われてない。 ごもっともです。 ダニール。 同じく、ナックによれば、地球破滅の前…
まだ朝の空気が僕を覆わない前に消えて行く淡い妖精 窓に震えて響く秋の気配何枚の枯れ葉を拾えばいいの 見間違いはないはず昨日のすれ違い 君の頬のいろはseptember 過ぎの遠い景色 霞が湖面を覆うただの遠い空の彼方 「窓を叩いたら何処へ」 「そのうちき…
ケネディのときは核戦争が始まれば世界の終わりだったそれでもどうにか回避したよ それでもつづく世界ははたして快適だったか それでもみんな朗らかに生きてきたもんだ 津波と放射線の悲惨を世界ゲームで薄めたのはだれだ それは世界の終わりだったけどやっ…
知らない素振りで唇たてるモカのコーヒーお気に入り海の青が瞳を照らし赤い口紅だけがやけに眩(まぶ)しい 僕もネプチューンになるしかないかな静かな海原切り裂いて海飛沫を起こし君の気持ちを揺り動す銀の波飛沫 ベースの唸り 心臓の脈動 センチメンタル…
10「地平線が光っている。 上空の方でも、放射能による発光現象が無数にくりかえされており、夜の星々を圧倒していた。地表付近では、ところどころ、高い放射能で空気がはじけそうな気配も感じられる。恐ろしいほどの高濃度になってる場所もある。」 ダニー…
今朝目覚めたら含羞草(お辞儀草)sensitive plant が咲いていましたもうみどり色の葉は柔らかな紫に変わっていました 繊細な感情 敏感柔らかな心 秋のミモザ 「ミモザがはしゃいで忘れないでねと歌う懐かしい声が聞こえるようでふいに切なくても」(伊藤蘭…
18 ハニス君、残念ながら、私個人では銀河百科辞典編纂図書館のイルミネーショナー化の完成は、諦めらめるしかなくなったようだ。 昨日持病の心臓発作が悪化した。薬は、もう効かなくなってる。すまんが、アルカディアやミーターとの約束も果たせないようだ…
6「移動の利益はまさしく、それが危険であり、海図なき冒険に乗り出すことであって、熟練を要し、それがために未来には危険が待ち受けてることは覚悟しなくてはならない。」(『科学と近代世界』ノース・ホワイトヘッド著) ダニール・オリヴォーは自らロボ…
紫は古来より聖徳太子の色と称されるように高貴な色 紫馬簾菊はその衣を身に纏い 金色に輝く王冠を頂いております ムラサキバレンギク(紫馬簾菊、学名:Echinacea purpurea)はキク科ムラサキバレンギク属の多年草です その属名はラテン語でエキナセア(Ech…
「ジョン・ナック 『禹』の足摺の深層」その三 列島に至る長い移動の苦しみ 『禹』について語った私ジョン・ナックは、 Yin Yi の『宇宙の組成と日本人の組成』という短い文章に触発されて、さらに日本史の真なる基層を掘り出したいと思います。 最初の日本…
「ジョン・ナック 『禹』の深層」その二 日本人の神観を中心にして 『禹』について語った私ジョン・ナックは、 Yin Yi の『宇宙の組成と日本人の組成』という短い文章に触発されて、さらに日本史の真なる基層を掘り出したいと思います。 今回は「記紀」に見…
In the olden days, humans left the jungle they were accustomed to and went out to the savanna, just as mangroves are pushing the limits of their estuary to the estuary while eliminating salt.Bonobos is one of the most genetically close chi…
4ターミナス すべての人類の終着駅 人々の一時の休憩場所セルダン博士はよく考えたものだ 銀河の端 the end of the stars選ばれしもの達よ だが安住すべきものではない己の使命を 一時でも忘れるようなら ターミナス すべての人類の始発駅 すべてのはじまり…
開くも自由 閉じるも自在絢爛豪華な平安時代 興したのは菅原道真 遣唐使をやめたから今では冠たる江戸文化 鎖国の制度が今では皮肉にも世界の憧れ 開いたら電光石火高杉晋作 明治革命の風雲児閉じたら永平寺の道元禅師 只管打座 扇子 縮んだ究極の風力発電微…