yiyin31405222’s diary

二万年後の銀河を考える。

一億の夜を超えて

つねに地球冥々期なら
隕石落下で変わってく
赤く波打つマグマの地表

つねに未来なら
既成概念破裂で変わってく
潜在意識に充満する
夢と希望の僕の胸の内

星ぼしを数えながら
一億の夜を超え

ここ海浜公園の近くの白亜紀層と言えば

1億4,550万年前からおよそ6,600万年前まで

6,600万年前と言えば
自ずと知れた恐竜絶滅
彗星がユカタン半島にあるチクシュルーブ・クレーターを作り上げる

一瞬一瞬変わる
雲のかたちを目の奥に
刻みこんで
栄光に輝く彫刻を彫る

好みのかたちと色合いと感触を選び抜き

ライバルの悟空と
今日も競争心を剥き出しにして
遊びの世界に心行くまで興じよう

地球を抜け出して
太陽系を抜け出して
思いの丈の
銀河の果てまで

そうさ僕らは
新たな1億年の一日目を過ごそうとしている

yatcha john s.  「 一億の夜を超えて 」
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いつの日かまだ見ぬユートピアへ

「いつの日かまだ見ぬユートピアへ」

オーシャンのすべてを知り尽くす王者よ
その悲しい響きは
陸と天上世界を慕う歌なのか
ラハイナに雨の季節が訪れ
僕たちはまた君たちの麗しさに会いにきた

憎しみと愛を繰り返す
我が人類の現実より
遥かに君たちは生きる意味を知っているようだ

今もあのときのように 
耳の奥で聞こえる
悲しくて
それでいてユートピアを目指す歌声

https://youtu.be/jE3q-ddqaW0

yatcha john s. 「 the whale songs」
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かなたを目指して波をおくる

ジョセフ・マーフィーから
教わったこと
もうひとりのじぶんと対話できるのなら
宇宙の大霊とも対話できるということ

彼方からの波は僕を目掛けて
熱い轟を伝えてくる

空間
時間を跳び超えて

あらゆる障碍を通り抜け
練習を積み重ねれば
周波数の同調も感度もおもいのまま

直感、感応、触れ合い、溶け込み、融合、歓喜、充満
そしてその後の再生

自ず今度は
彼方を目指して思いの丈の波をおくる

https://youtu.be/Ci8nd7Mp9xw

yatcha john s.「彼方を目指して波をおくる」
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Open, sesame.

求めよ 
そうすれば与えられん
そんな簡単な信仰は馬鹿げてる                
人間の浅知恵がそう口で叫ぶ 信じたいくせに
モーセの一行は迷いもせず、追っ手から逃れ、海中の一本道を渡ったではないか

叩けよ 
そうすれば開けられる
ノアの洪水の時代の人も心を閉ざしてた
人間の浅知恵が行くべき道を閉ざしてる
エリコの城を七回廻れよ
あなたの頑固な既成概念を崩せよ

開かれている
きっと 
海中の道 
大海原のなかでだよ

yatcha john s. 「 Open , sesame
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Time Travel Fairy-tale

時代が歪み 
時間に押し潰されそうな感覚に襲われたときはタイムトラベルの話が理想的
何がなんでも逆療法がいい

こんな春の嵐の寒い夜には
スペースミステリーの話を聞くのもいい
幼いとき聞いたゾッとする物語は今でも変わら
ぬままだから

こんな冷たい雨の夜には
暖かいミントの紅茶をすすりながら
恐竜と友だちになったり
可愛い宇宙人に恋したり
夢のまにまに未来を旅するのもおすすめ

yatcha john s. 「a timetravel fairy-tale 」
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心色のバリエーション

心の色のバリエーションは飽くなき美を創造する女神のせい
人を魅了し生きる勇気と優しさを与えてくれる
あともう一歩 あともう一息 あともう少し あと一段で明日が見える

心の色のバリエーションは飽くなき美を創造する女神のせい
人を魅了し空間の美しさが無限だとおしえてくれる

さらに自由に自己を表現もし、なにかを造りだそうという意志を与えてくれる

心の暖かみが人との絆の大切さを駆り立ててくれたりもする 飽くなき挑戦として

心の色のバリエーションは飽くなき美を創造する女神のせい
人を魅了し生きる勇気と優しさを与えてくれる
あともう一歩 あともう一息 あともう少し あと一段で明日が見える

https://youtu.be/NpuC8d_9X0Y
yatcha john s. 「 the variation of colours 」
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マジック・レイ

Inuyama はこの発見が地球と太陽系の新たな起源についての確固たる証拠になるのかとまだ疑心暗鬼のままでいた。まだこのことを学会に発表すべきなのか迷っていたのだ。

 背後からは彼が合成した昔の彼女の音声が少しうるさいくらいの調子で聞こえてきた。

 「ファルコンからのデータはもう届いています。
これでデータはすべてそろいました。
当初の目論見通りです。
もう躊躇する段階ではありません。
あとはキャップの判断を待つのみです。
キャップ、
どうされますか?」

 かつて小惑星帯よりの砂漠地帯に落下した炭素系コンドライトのAcfer(アスファ)094隕石の内部から「氷の化石」を見つけたのだ。

 この隕石は太陽系のスノーラインを越えて来たものに違いない。

 Inuyama は目の前に広がる深緑の海に煌めく一筋のマジック・レイを容易く想像できた。

 「そうだ、言われるまでもない。 
あの昔2人乗りの自転車で駆け登った
丘から見下ろした
星空の光景と似ている。
あの時の彼女の瞳の閃きに。」

 「そうだ、想像以上に辻褄が合う。
煌めく緑色の宇宙からの光線が見える。
おっしゃる通り、
もう躊躇しているときではないな!」

https://youtu.be/gjhUeR-3JfY

yatcha john s. 「マジック・レイ」(たわいもないショート・ショート)
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