Nifty な折り紙
ニフティの哲学を推し進める=ゴムのように
最近とみに世界で脚光をあびている日本文化
しいていうなら世界中で袋小路にはまって
にっちもさっちもいかなくなった人類の未来予想図に日本の低調、失われた三十年の幸運というある面、皮肉であるが、真面目な論理として大胆に希望予測を提言したいと思います。
ある一部の人々は日本の現状に悲観していても、かろうじて日本の役割に期待を抱いているからです。
それをいうなら低調な日本経済も
日本人の心も
日本文化も「縮みの原理」をもっているから
いよいよ温めると縮み、冷やすと伸びているようです。
そのニフティの原理とは、
金属などの多くの物質は温めると膨張し、冷やすと収縮します。ところがゴムだけは、逆の現象をおこします。ゴムのこの不思議な性質は、ゴムの弾性を生み出す構造と関係しています。ゴムはたくさんの分子が立体的な網のようにつながり、変形しやすく元に戻る構造をしてているからです。ゴムは伸びた状態では分子は手を伸ばしきった不自由な形しかとれませんが、縮むと自由な形をとりやすくなります。一般に物質は温度が上昇すると、より自由度の高い状態になるため、伸ばしたゴムを温めると縮みます。ゴムの不思議な性質は、発見した人にちなんでゴフ・ジュール効果と呼ばれています。
ニフ(二不)の縮み志向は今から跳ねるためのエネルギーを高度に溜め込んで今か今かと爆発する寸前と言いたいのです。新年のご挨拶として、一年前に投稿した短いポエムを再度載せたいと思います。
跳ねて飛んでどこへ行くやら
自由に
伸びやかに
ニフ(Nifty)の意味は
洒落
粋
日本人今流行りの cool Japan
狭い社会から世界への贈り物
Nifuニフはあのファウンデーションの元
扇子の智恵
折り畳みの折り紙
優雅に佇む
錦絵の屏風
yatcha john s. 「ニフの折り紙」
the last day of yesterday
今年最後の海を見に行こうか
明日にはもうすべての景色が変わってしまうから
もう一度生まれ変わってもこの海見たいから
今年最後の波に会いに行こうか
君と初めてあった時のような気持ちで
もう一度生まれ変わってもここで会いそうな気がする
頬染める その朱が見たいから
yatcha john s. 「the last day of yesterday 」
illusion
遥か雲の上に座り
悠然と地球の弧に沈む太光を眺め
暮れゆけば人工衛星と並んで遊び
北の極域に舞う大気の発光と踊る
密林では湿った空気に肌に汗を滲ませ
樹木に反響する猿たちと鳥の競演に時を忘れ
アフリカの大地溝では地球の悠久と我々祖先の命の紬を体で感じ
遥かに雪を頂く山並みの南のオアシスに
行き交うキャラバンたちの言葉少なげな会話に耳をそばたて
西の争いと東の隆盛の噂に心驚かせる
南の島の岩影に
見ず知らずのうら若き東洋の色たちに
出くわした日には
生まれてから死ぬまで
一度たりとも悔いることがあったかと
己の生涯の幸運に歓喜する
嗚呼 と一声大きくため息をついて
これからも限りなくファンタジーは拡がり
憧れとノスタルジアの行き交う
乗り物に跨がり
現実と神秘の幻を観ることだろうと
yatcha john s. 「 illusion 」
お月様とラッパとナポレオンフィッシュ
ふっと気づいた
言葉のむなしさに疲れ果てた冬の街で
なんなら喇叭(ラッパ)なんて粋じゃない
楽器っていうくらいじゃあないか
疲れた僕の頭脳にもちょっとだけ
自慢じゃないが機転を効かすっていう手が残ってる
涙ぐみながらでももうひとつの唄
考え出そうよ
なんたってお月様が綺麗じゃないか
う~ん 機転といえば
この寒さの反対といえばだね
太平洋の南だね
あのナポレオンフィッシュが泳いでる
絶滅危惧種でも
老齢で不思議に性転換を繰り返すっていう
額のこぶはナポレオンの帽子に似ているっていうじゃない
ナポレオンか?
彼の機転が近代をつくった
危ういこの僕とこの世
あのお月様とこの僕は
もしかしたら一緒かも
喇叭を吹いて風をおこし
雲を弾き飛ばせ
機転だね
いずれナポレオンフィッシュと一緒に泳ぐ日がくるよ
Something is trying to hide you from the glare of the moon, but ...(なにかがきみを月のまぶしさから隠そうとしても)
yatcha john s. 「お月様とラッパとナポレオンフィッシュ」
絵は画家、小空さん
ヨモギと徐福と除染
ヨモギと徐福と「除染」!
おっとどっこい、徐福の蓬莱伝説の「蓬莱」とは、日本各地に比定地があることから日本であるとの話があります。
その場所とは、渤海湾中にあるらしいとの話ではありますが、神三山といわれる蓬莱(ほうらい)山、方丈(ほうじょう)山、瀛洲(えいしゅう)山が中国の古文献、『史記』、『列子』、『荘子』、『山海経』などに述べられてあることから、その場所がどこかに焦点が移って『蓬』という字を抜かしてしまった感があります。
どうしてどうして不老不死とは言わなくとも、「不老長寿」の妙薬、「蓬(ヨモギ)」は、多く日本在来種であるという事実に注目すべきであったのです。
蓬(よもぎ)は(もともとは中央アジアの乾燥地帯が原産と考えられている)、本州・四国・九州・小笠原・沖縄に分布しています。日本国外では、朝鮮半島に分布しています。肝心要の「ヨモギ」を抜かして考えてしまった感があるみたいです。要は「ヨモギが来る」ですね。
食用では別名モチグサと言って春先の、草餅や草団子にいれられています。
また葉の裏に細かい綿毛が特徴で、艾(もぐさ)としてお灸に利用されています。
以下簡単に成分、
葉緑素(クロロフィル)、食物繊維、カリウム、ビタミンK、βカロテン、葉酸、ナイアシン、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC
以下効用として
・止血薬
・切り傷
・浄血・増血作用・血行促進
・デトックス効果
・利尿作用でダイエット・むくみの改善
・腸内環境を整える
・便秘を解消
・美肌美容効果
・老化防止・シミやシワ
・更年期障害や冷え性
・コレステロール値の改善
・体を温める効果
・冷え性
・発汗作用
・抗酸化作用
・肩こりからくる頭痛
・リラックス・安眠作用
・アトピー性皮膚炎
・がん予防
・貧血や更年期障害
・胎児の成長効果など
最後に、申し述べたいことは、浦島伝説の一つ『丹後国風土記』逸文では「蓬山」と書いて「とこよのくに」と読み、常世国伝承としても取り沙汰されています。YiYin 風の妄想(独断と偏見)を許して頂ければ、古来、富士山ばかり出なく茨城県の古名「常陸」(ひたち)も新井白石の説を待つまでもなく、一仮説として「日向」の極としての「日立」を「とこよのくに」とすることも可能なのです。
さらに、今、進行中の「ファウンデーション」シリーズの「ニフ」人たちが大宇宙に飛び立ち、放射能に汚染された宇宙と地球を、この「ヨモギ」で回復させるという奇想天外かもしれない話も、どなたかさんには許して貰おうという算段なのです。