yiyin31405222’s diary

二万年後の銀河を考える。

Parkside Romance

もうじき公園の谷間に霧が充ちる

僕のフィクションは久美子さんの一行からはじまった

若きガールはウォンダの妹をもとめて銀河の果てに辿り着く

この風景は亡き魂たちへの思慕にすぎないのか
この愁いは亡き願い事への幻想にすぎないのか
果てしなく続きそうな未来への憧れは行き着くまでのファンタジーを食べ尽くす

ガールは五百年後にトラヴァイズとなってブリスの妹に何処で逢うのだろうか
僕にとってターミナスはやっぱり空想へ通じる折り返し地点にすぎないみたいだ

今日もひとり浜辺の公園をあゆむ
夕刻のひかりは格別だ

yatcha john s. 「 park side romance 2 」
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