2021-08-08 刻のないひととき どんよりとした夕方の海浜公園 ホンノリと香る穏やかな潮風合歓木の下の木造の小廊を踏みしめる時が止まったような生老の因深い草の間に間に見え隠れするような精霊の息遣い今日もここに来られて良かった ただただ何が幸せだって思いもつかない それだけを遠い蝉の声が響いて教えてくれているみたい 暮れて行くおそらく土曜日の刻のないひととき yatcha john s. 「刻のないひととき」